今回はFXのMT4で利用できる有名な無料インジケーター「GG-RSI-CCI」を利用したEAの作成(フィルタリング)をしてみます。
インジケーターのEA化の詳しい手順については「EAつくーる作成例⑦ 矢印でエントリーするEA(カスタムインジケーター)」で紹介していますので、そちらをご参考ください。
今回利用するインジケーター「GG-RSI-CCI」はトレンドの状態を色で視覚的にわかりやすいように表示するインジケーターとなります。
黄緑色が上昇トレンド、黄色がレンジ、赤が下降トレンドを表しています。
GG-RSI-CCIはトレンドバーに合わせると計算項目の値が表示されるので作成が可能となります。
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各トレンドバーの色の対応計算項目
黄緑色の上昇バーが0番目、黄色のレンジバーが1番目、赤の下降バーが2番目となります。
実際にEAつくーるに条件を入れる
始めにEAつくーるを立ち上げ、ログインをして下さい。
※なお、EAつくーるをお持ちでない方は別途ライセンスを購入してください。
今回は上昇トレンドバーと下降トレンドバーでフィルタリングをしたEAを作ってみます。
サンプルで利用するEAは「EAつくーる作成例 移動平均2本でクロスする自動売買EA」の記事を利用します。
「GG-RSI-CCIのトレンドバーが赤色の時に限り、売りエントリーを実行する」となります。
買いエントリーのフィルタリング条件
インジケーター名は「 」となります。上昇バーの計算項目は0番目になります。
なお、
は長めの時間足が機能しやすいので今回は利用する時間足を4時間足(H4)で作成します。このインジケーターは対応したバーの色が出ると計算項目に数字の「1」が出現するので、0から100の間の数値が出た場合に実行するように記述します。
売りエントリーのフィルタリング条件
下降バーの計算項目は2番目になります。
これで、買いエントリー及び売りエントリーの条件に対してフィルタリングを行ったEAを作成できました。
USDJPY(ドル円)30分足にこのEAを利用してみます。
バックテスト結果(GG-RSI-CCI EA化)
SL:20 TP:60 建値ストップ値:10 ロット数:1(1万通貨)
今回は簡単なサンプルの移動平均線の2本クロスのEAに適用しましたが、相性の良いテクニカルが他にあるかもしれません。
今回使用したインジケーター「GG-RSI-CCI」はネットで簡単にダウンロードできますので、是非検索してみてください。