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2018.06.21 Thu

#Osaka

【INTERVIEW】注目アーティスト、YUGO.が語る、現在開催中の個展に込めた想いと自身の未来予想図。

【INTERVIEW】注目アーティスト、YUGO.が語る、現在開催中の個展に込めた想いと自身の未来予想図。

#アート#インタビュー

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街のムードを巧みに捉え、とびきりポップでちょっぴりダーティな世界を描くイラストレーターYUGO.。そんな氏が、『LUCUA1100』の7Fにある『DMOARTS』で4度目となる個展を開催中(〜7/4)ということで、早速訪ねてきました。今回の個展のテーマ“MASSIVE INTERNET”に込めた想いはもちろん、自身の描く未来予想図についても語ってくれました。

 

Photo /  Hanako Kimura 

Text / Shun Koda(Tryout) 


YUGO.

大阪府在住。『リーバイスストア 大阪店』の店頭ビジュアルをはじめ、「Suchmos」や「go!go!vanillas」といった今をときめくバンドのグッズデザインを手掛けるなど、さまざまなアートワークで活動を展開中。

instagram @yugo_artwork

htttp://yugo.link

 


 

 

音楽が好きすぎるあまり、作業が止まってしまうこともあるんです(笑)

 

 

 

 

 

―ブラウンの瞳をしたキャラクターや英語のふきだしなど、海外のストリートアートを思わせる作風ですが、何にインスピレーションを受けていますか?

 

「洋楽の影響が一番大きいですね。高校生の頃、オアシスが流行したのをきっかけにUKバンドにドハマりしました。今では定番どころだけでなく、かなりコアなバンドまでフォローしています。ミュージシャンから派生してモッズやパンクといったイギリスならではのファッションも好きですね」。

 

 

 

―製作中も音楽をかけているんですか?

 

「ん~、その時のテンションによって大きく左右されるんですよ。音楽を聴いてイメージが浮かぶこともあれば、音楽が好きすぎるあまり聴き入って手が止まってしまうこともあって……(笑)」

 

 

 

 

ネットで検索と理解は違う

 

 

 

 

 

―かなりの音楽フリークなんですね。昨年の個展ではサンフランシスコのバンド「GIRLS」の歌詞の世界を軸に展開されていました。今回のテーマの「MASSIVE INTERNET」は、いつ頃思い付いたんですか?

 

「簡単に言うと“インターネットと現実”がテーマです。昨年の個展に来てくれた人が作品をSNSにアップしてくれて、その投稿を見た人が会場に足を運んでくれたんです。興味を持ってくれた人は実際に見に来てくれるけど、写メで満足した人もおそらくいるんだろうなとふと思って。原画を間近で見てほしいから個展をしている気持ちがあるんですけど、僕自身にも思い当たる節があるなって思ったんです。今回の個展でキーワードとして掲げているのが、“Don’t search think”。僕自身を含め、ネットで検索しただけで理解したつもりになって、考えることをやめている気がしたんです」。

 

 

 

―YUGO.さんにとってもSNSはなくてはならないツールなんでしょうか?

 

「本音を言うとSNSは苦手でした(笑)。でも4年前にやり始めてから気付けたこともたくさんあって、考えが180度変わりました。多くの人に知ってもらえたこともそうですし、SNSを通じてアーティストと仕事することになったり活動の幅が広がりました。SNSの世界はフェイクだと言われたりするけど、SNSで発信されるものこそ本心や願望が込められているんじゃないかなって思うんです」。

 

 

 

「このイラストは実際に合った車の衝突事故をモチーフにしています。インターネット上ではショッキングなニュースの上にタグや広告が付いていたりするじゃないですか。リアルで起きた悲惨なニュースと芸能人のゴシップが同じに扱われているのもインターネットであり、現代の姿なんじゃないかなって思ったんです。ネットとリアルが交差するポイントを作品に落とし込みたいなと思ったのが今回の個展なんです。この1年で溜め込んだフラストレーションやアイデアを作品に反映しました」。

 

 

 

―1年かけてコツコツ描き進めていたのでしょうか?

 

「毎回開催の一ヶ月くらい前から怒涛の勢いで描いています……(笑)。僕の性格上、一度として余裕を持って納品できたことってないんですよ。言い訳するわけじゃないんですけど、今以上にいいものがあるんじゃないかとギリギリまで粘っていたい。追い込まれるほどにアイデアが浮かぶというか。今回も初日のオープン直前に担いで来ました(笑)」。

 

 

 

―今後アーティストYUGO.としてやりたいことはありますか?

 

「イラスト以外のことに取り組みたい。自分からイラストを抜いた時にどこまで勝負できるのかを挑戦してみたいんです。仲良いアーティストやDJを呼んで、僕がピックアップした古着にシルクスクリーンで文字をプリントして販売したり。そんなイベントを企画したら楽しいだろうなって。その経験がイラストに良い影響を及ぼしてくれるんじゃないかなって思います。やっぱり僕の軸にあるのは、絵が好きだっていうこと。仕事としてイラストを描くことが多くなっているけど、“楽しい”とか“ワクワクする”といった子どもの頃のような初期衝動はずっと持ち続けていたい。そんな想いを乗せた個展なので、ぜひ生で見てもらいたいですね」。

 

 

 

 

YUGO.の最新個展、“MASSIVE INTERNET”は、7月4日(水)まで開催中です!

ぜひ、この機会をお見逃しなく。

個展の情報はコチラ

 


MASSIVE INTERNET / YUGO.EXHIBITION

@DMOARTS

大阪市北区梅田3-1-3 LUCUA1100 7F

6月8日(金)〜7月4日(水)10:00〜21:00

※最終日は18時まで

https://dmoarts.com

 

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