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2017.10.20 Fri

#Osaka

世界で活躍するイラストレーターが大阪にやってきた。【花井祐介・スペシャルインタビュー!!】

世界で活躍するイラストレーターが大阪にやってきた。【花井祐介・スペシャルインタビュー!!】

#アート#インタビュー#カルチャー

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カリフォルニアを中心に海外での個展を多数開催。サーフブランドやスケートブランドとのコラボレーションも注目を集める。そんな今、世界基準で注目を集めるアーティスト、花井祐介さんが今年発売し、一瞬で完売したアートブック『ORDINARY PEOPLE』の増版が決定したことを記念したサイン会が9月23日に『アクメファニチャー 大阪店』で開催されました。関西のWEBマガジンとして、「そんな貴重な機会は逃せない!」ということで、ずうずうしくも花井さんに直撃インタビューさせてもらいました(笑)

 

 

『ORDINARY PEOPLE』初版が即完売したということなんですが、手応えとしてはいかがですか?

 

初版は1000部刷ったのですが、正直1000も売れるのかなと思っていたので、びっくりしましたね。ありがたいことに、<ビームス>や<アクメファニチャー>はもちろん、海外のお店など、いろんなところから声をかけてもらいました。本当は5年ぐらいかけてちょこちょこ売っていくつもりだったんです(笑)。気がついたら自分の手元に10冊ぐらいしかなくて。なので、(増版は)とてもうれしいですね。

 

 

 

改めてお伺いしますが、『ORDINARY PEOPLE』どのような内容でしょうか?

 

2007年以降の作品を自分で選抜して掲載しています。100点以上あるので、すごくボリュームのある内容になっています。自分の描き貯めてきたものを振り返ってみると、だいたいが平凡でどこにでもいるような人達のちょっとマヌケな日常を描いていたんだなと、僕自身も原点に立ち返ることができました。実はこのアートブック、いろんな人からアドバイスをもらいながらで自費出版しました。装丁から中のデザインまで、印刷以外は全部自分作ったんです。

 

 

 

瞬く間に初版が完売した、初となる花井祐介氏のアートブック『ORDINARY PEOPLE』¥5400。初版とは異なるベージュ色のカバーを採用

 

 

 

今回、増版のタイミングでアクメファニチャーとコラボレーションした掛け時計もリリースされましたね。

 

(アクメファニチャーの)企画を担当している設楽さんから、掛け時計を作れないかというオファーをもらって。「子ども部屋用の掛け時計」というコンセプトで作りました。とはいえ、大人の方ももちろん使ってもらえますよ。今まで(アクメファニチャーと)一緒に色々作ってきましたが、時計は今回がはじめてすね。あと、その掛け時計をリリースするタイミングで、ハンドペイントの鳩時計も10個だけ限定販売もしました。こちらは、ハンドペイントなんで全部一点ものです。

 

 

 

アクメファニチャーとは様々なアイテムを作ってきた、とお聞きしたのですが、これまでどんなものを作られてきましたか?

 

アクメさんとは、7.8年ぐらい前から一緒に仕事させてもらっているんですが、(アクメファニチャーで展開されている)ヴィンテージ家具にペイントをしたのが一番最初ですね。その後は、僕のイラストをプリントしたクッションやファイアーキングとか…。ちょこちょこ面白い物をやらせてもらっています。

 

 

ベースをアクメファニチャーが製作し、花井氏によるハンドペイントが施された鳩時計。花井氏のアートが立体化された限定のスペシャルアイテム

ベースをアクメファニチャーが製作し、花井氏によるハンドペイントが施された鳩時計。花井氏のアートが立体化された限定のスペシャルアイテム

花井さんのポップでノスタルジックなイラストをプリントしたクッションは、アクメファニチャーとのコラボアイテム

花井さんのポップでノスタルジックなイラストをプリントしたクッションは、アクメファニチャーとのコラボアイテム

 

 

色々なアイテムを手掛けてこられたのですね。そんな花井さんのアートワークの原点はどこにあるのでしょうか?

 

サーフアートとかってカテゴライズされるのはあまり好きじゃないのですが、サーフィンカルチャーにはすごく影響を受けたことは確かですね。10代の頃は、昔の60s年代のサーフィンカルチャーのイラストを真似して描いたり、その頃のフライヤーを真似して描いたりしていました。

 

 

 

ずっと独学で描かれていたのですか?

 

いえ、24の時にサンフランシスコの<アカデミーオブアートカレッジ>に1年だけ留学して、イラストの基礎だけ勉強しました。その後(日本に帰ってから)は看板屋でバイトしながら、知り合いのバーのイベント用の看板やフライヤーを描いたりしていました。

 

 

 

 

 

花井さんがアーティストとして活動するようになったきっかけはありますか?

 

横浜で開催されたグリーンルームフェスティバルに出店することになって、その出店用の看板を描いたんです。そしたら、(僕の描いた看板を見て)アメリカ人アーティストのアンディー・デイビスやサンフランシスコのペインターのジェフカンハム、カリフォルニアでギャラリーやっている人が声をかけくれて。その頃(僕は)全くの無名でしたが、このことをきっかけに本格的にアーティスト活動をスタートしました。その後は、カリフォルニアのラグナビーチにある<サーフギャラリー>のグループ展にもちょこちょこ出せてもらったり。でも基本的にはアメリカのそこでしか活動していなかったので日本でのツテもなかったのですが、そこに<ビームス>のバイヤーさんが見にきてくれて、<ビームスT>での展開もスタートしました。

 

 

 

花井さんが来阪したサイン会当日は、アートブックに加え、コラボレーショングッズやアート作品の展示・販売も行われていました

 

 

 

今や<VANS>とのカプセルコレクションなど、世界中から注目されている花井さんですが、アーティスト<花井祐介>としてのこれからの展望や目標はありますか?

 

ありがたいことに、今は人の繋がりが仕事に結び付いています。しかも<ビームス>や<アクメファニチャー>、<VANS>などと仕事させてもらえてるんで、ありがたいですね。そんな今仲良くしている人達と、このままずっと面白いことを続けていくことが、一番の目標ですね。あとは、7年前から毎年アメリカの小学校にボランティアに行っていて。そこは貧困層の小学校で、そういう学校は美術や音楽の授業は、お金を払わないと受けれないんです。でも、中にはすごく絵に興味がある子どもたちもたくさんいて…。そんな子どもたちのために、絵を描いたり、(子ども達に)課題を出して作ってもらったりという授業を、僕らアーティストが行っています。。“Student Make Art”と呼んでいるんですが、そういう活動もっとしていきたいですね。

 

 

 


花井祐介 Hanai Yusuke
2005年よりカリフォルニア、ラグナビーチにある『The Surf Gallery』にて作品の展示を開始。翌年より『The Surf Gallery』主催のアートショー「The Happening」に参加し、ニュートークやシドニー、東京、ロンドン、パリで作品を発表。2008年にホノルルで個展を開催、2009年にはブラジルの『Santos Surf Museum』にてパーマネントコレクションに選ばれるなど国際的に活動の幅を広げている。毎年夏に開催される『The Greenroom Festival』に2007年より参加し、2009年はメインビジュアルも手がける。

http://hanaiyusuke.com

 

 

花井祐介アートブック 「ORDINARY PEOPLE」

増版記念サイン会 9 / 23 sat

 

ACME Furniture OSAKA
アクメファニチャー大阪店
大阪市西区南堀江1-16-19
Tel:06-4391-3232
11:00〜20:00 不定休

http://acme.co.jp

 

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