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2019.07.15 Mon

#Osaka

これぞ大正の大正解!  日がな一日、のんびり楽しい街歩き【ショッピング編】

これぞ大正の大正解! 日がな一日、のんびり楽しい街歩き【ショッピング編】

#大正#街歩き

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川と海に囲まれ、駅から離れるにつれ広さが増してく感じの大正区。言わずと知れた『IKEA鶴浜』や大型アンティーク家具店『シャークアタック』、輸入壁紙専門店『ワルパ』など、区外に自慢しまくれるお店が充実している一方で、駅前で周遊的な買い物ができるイメージはなかったのでは? しかしそれに関してもここ数年、状況が変わってきているようで…。大正の素敵スポットをテーマ別にご紹介する本シリーズ、第3回目は【ショッピング編】です。

 


 

 

スペインから飛び出した“旅する眼鏡屋”の日本拠点

WILDE sunglasses

 

 

井尻珈琲焙煎所』の2Fに、2017年12月オープン。“旅する眼鏡屋”として全国各地を飛び回っているTeppeiさんが、日本での拠点を探していたところ、イベント出店で仲良くなった井尻さん(同じヒゲだったことで共鳴)に紹介してもらったそう。

 

本拠地はスペイン・バルセロナ。服屋で働いていたTeppeiさんが、現地でできたベネズエラ系イギリス人の友人・カオさんと上着に特化した古着屋を立ち上げたところ、瞬く間に人気を集めて品切れに。そこで2人がコレクションしていたヴィンテージのサングラスを扱う舞台として2008年、『ワイルドサングラス』をスタートさせた。

取り扱うのはデッドストックの一点物、つまりは未使用品のみ。ヨーロッパで集めた1950~90年代の品が中心だ。さらにはアイウェアブランド<ワイルド>も展開。音楽好きな2人らしく、 “音に似合う眼鏡” をテーマにしたヴィンテージ感漂うグラスを、スペインとイタリアの職人がハンドメイド。ミュージシャンをはじめ、さまざまな著名人からも支持されている。

 

愛媛出身のTeppeiさん。大阪の大学を卒業後、スペインへ。約10年間暮らし、2016年の広島での出店を経て、大阪に拠点を移した

 

ヴィンテージ眼鏡のストックは500本ほど。多いときは3,000本近くあったという。オリジナルは現在、約30モデルをリリース

 

現在は、バルセロナに2店舗、マドリッド1店舗と、ここ大正で店舗展開しつつ、ポップアップショップやバーイベントなどを通じて、日本中の人たちに紹介している。スタイルはマンツーマン。日本人の顔立ちに合うものをトランクに詰め込んで旅立ち、一人ひとりと向き合い、その人に似合うものを並べて試着してもらうという。

そんな“旅する眼鏡屋”というスタンスについてTeppeiさんは、「待っているより動いてムーブメントを起こそうと。10年ぶりに暮らし始めた日本は、すっかり“ネットでポチ”な社会になっていたけど、体感しないと出会えないものもある。誰でも自分に一番似合う“あなただけの眼鏡”が必ずあるから、人生の相棒になるような眼鏡を届けたい」と語る。今年はアパレルにも力を入れていて、素材のコットンからこだわったTシャツなどを制作。今後どんな世界を見せてくれるのかにも期待が高まる。

 

ちなみにブランド名は、野生を表す  “WILD” ではなく、19世紀末に活躍したアイルランド出身の作家、”オスカー・ワイルド”(WILDE)に由来。「自分らしくあれ。ほかの人の席はすでに埋まっているのだから」なんて彼の名言を聞くと、Teppeiさんらのスタンスを表しているかのようで趣深い。

 

 

ワイルドサングラス

大阪市大正区三軒家東1-4-11-2F

Tel:未設

12:00~20:00

不定休

www.wildewebstore.com

 

 


 

 

新しいもの古いもの問わず、直観で選んだ“遊べる”アイテムを

DIGDIG BROTHERS*

 

 

アメリカやヨーロッパ、アジアなど、世界各地を旅してきた高橋謙吾さんが、組み合わせ次第でいろんな遊び方ができる衣類を新旧問わずセレクト。家具や雑貨、レコードやアートなども取り扱っている。

 

ヴィンテージにこだわらず直観で選び、現状のワードローブに落とし込めるような商品とスタイリングを提案。「何年代のどのジャンル…みたいな話も好きだし、自分も全身ヒップホップ、全身モードとかやってたけど、偏りすぎるとコスプレになっちゃいますからね(笑)。ギャルソンをいかにビーボーイっぽく着られるかとか、いろんな遊び方ができれば楽しい」と高橋さん。

女子がオーバーサイズで着てもかわいい服が多く、女性客も多い。レディースのお店『lillil(リルリル)』も併設。「組み合わせの妙から生まれるヒトクセを大切に、独自の感覚で丁寧に選んだ新しいものと古いものを提案」するというスタンスが近く、親和性が高い。

 

一角にはレディース『リルリル』の衣類やアクセサリーなどが並ぶ

 

アートや雑貨類にもグッとくる。中央上に飾られているのはアフリカ・コートジボワールに暮らすバウレ族の仮面

アートや雑貨類にもグッとくる。中央上に飾られているのはアフリカ・コートジボワールに暮らすバウレ族の仮面

大阪を拠点に活動するグラフィティライターKICHIさんに依頼して製作したトレーナー¥ 6500。袖には独自のキャラクター「モゴ」が

大阪を拠点に活動するグラフィティライターKICHIさんに依頼して製作したトレーナー¥ 6500。袖には独自のキャラクター「モゴ」が

 

現在はアメリカを中心に仕入れているが、パリ、ドイツ、オランダ、タイなど、旅を通じて世界各地にできた友だちを通じて取り寄せることも。今後はオリジナルアイテムの企画にも力を入れ、ヨーロッパや南米、アフリカまで足を運び、まだ見ぬアートやカルチャーも発掘したいという。

 

場所は『ワイルドサングラス』のお隣。もともと日本家屋だったスペースをTeppeiさんと協力しながら改装した。内装やリフォームなど大工仕事をし、「いつかお店を開きたい」と考えていた高橋さんが、階下にある『井尻珈琲焙煎所』の紹介を受けてオープンに至ったんだとか。ちなみに大工仕事も続行中。ショップも住居もお手のものなので、何かあればぜひご相談を。

 

 

ディグディグブラザーズ

大阪市大正区三軒家東1-4-11-2F

Tel:090-9627-0031

12:00~20:00

不定休

digdigbrothers.com

 

 


 

丁寧に手入れしたものを、長く着られる特別な逸品として紹介

ORANGE. vintage and etc

 

 

アパレル会社に約20年間勤め、インポートの仕事にも長く携わってきた矢嶋靖子さんが2018年12月、地元大正にオープン。大正駅前の路地にある古民家を愛らしく仕立てた、ヴィンテージの洋服や小物などを扱う小さなショップだ。

 

アメリカからの仕入れを中心に、ヨーロッパのデッドストックやハイブランド系なども多彩にセレクト。状態がいいものを厳選したうえで、丁寧に手洗いし、お直しなどの手入れをしてから店頭に並べているため、どのアイテムも美しい。ブルックリンの女性アーティストによるブランドなど、作家モノのアクセサリーやバッグなども並ぶ。

 

生まれも育ちも大正区だというオーナーの矢嶋さん。「大正は住みやすくて良いまち。沖縄の人が多いからか、セカセカしてなくゆったりしている」とのこと

生まれも育ちも大正区だというオーナーの矢嶋さん。「大正は住みやすくて良いまち。沖縄の人が多いからか、セカセカしてなくゆったりしている」とのこと

NYのシルバーショップにオーダーし、オリジナルでつくってもらったアクセサリーもある

NYのシルバーショップにオーダーし、オリジナルでつくってもらったアクセサリーもある

 

「若くなりすぎず、飽きがこない、長く身につけられるものを選ぶようにしています。“自分では着られないけど、こんなふうに着てもらいたい” という提案も好きなんですよ。時代を超えてきた風合いのある品々が、出会った人にとって特別なものになればうれしいです」と矢嶋さん。

 

インスタを見て遠くからやって来るお客さんも少なくないそう。ヴィンテージものはまさに一期一会。店頭でしか出会えないアイテムも多いので、まずは足を運んでみよう。

 

 

オレンジヴィンテージアンドエトセトラ

大阪市大正区三軒家東1-5-18

Tel:06-4394-5858

13:00~20:00、日13:00~19:00

木曜休(仕入れにより長期休業あり)

orangevtg.thebase.in

 

 


 

 

 

次回は大正の大正解!【おあそび編】

お楽しみに!!

 

 

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